デヴィッド・ステンベック「Romantic Youth」
会期:2024年9月13日(金)〜 2024年11月10日(日)13:00 - 19:00
*日・月・火・祝日は休廊
*ART WEEK TOKYO会期中は開廊(11月7日〜10日)
会場:SNOW Contemporary / 東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404
オープニングレセプション:2024年9月13日(金)17:00 - 21:00
この度SNOW Contemporaryでは2024年9月13日から11月10日まで、デヴィッド・ステンベックの個展「Romantic Youth」を開催いたします。
1978年スウェーデンのルンドに生まれたステンベックは、詩人、文芸評論および編集者として活動してきました。やがて彼は自身が思い描く詩の世界を視覚化すべく、3Dソフトを使用した作品を制作するようになります。彼の生み出す風景はすべてCGI(Computer Generated Imagery)によって制作されており、その作風は幻想的かつ超現実的であり我々に未知の感覚を呼び起こします。
また、デジタルアーティストとして活動を広める彼は、dovneonというアカウントで数々の作品をインスタグラム上で発表しており、若者を中心に多くのフォロワーを獲得しています。そして現在では様々なファッションブランドや企業とのコラボレーションを各地で行なっており、国際的にもますます注目を集めているアーティストです。
本展の開催にあたりステンベックはそのステートメントにおいて自身を振り返りながら「若い頃、海と夕日は私の人生にとって最も大切な自然だった。赤外領域の琥珀色の光線にスキャンされるような感覚は、私の詩的な骨格を輝かせ、私の身体や他人の身体を輝かせた。」と、自然と人間の体、そしてそれらを取り囲む宇宙の存在について語っています。
ステンベックは宇宙と人間の経験におけるその共鳴を探求し、ニュアンス豊かに作品へと昇華させています。それらの作品はネオンの光によって彩られた空や波が画面を繊細かつ鮮やかな空気で満たし、彼の詩的なフレーズと淡いパステル調の色使いは、切なさと憧れの感覚を目覚めさせ、鑑賞者を思索へと誘います。
日本で2度目の開催となる本展では、ステンベック自身がセレクトした新作を含む17点を展示いたします。また今回はエイベックス・クリエイター・エージェンシーとのコラボレーションとして、デヴィッド・ステンベックの個展「Temporary Monuments」をWALL_alternative(西麻布)で同時開催いたします。2会場における今回の展覧会は、ステンベックの集大成とも言える密度の濃い内容となっています。この機会に是非ご高覧ください。
アーティストステートメント / デヴィッド・ステンベック
もうずいぶん前のことになるが、若い頃、海と夕日は私の人生にとって最も大切な自然だった。赤外領域の琥珀色の光線にスキャンされるような感覚は、私の詩的な骨格を輝かせ、私の身体や他人の身体を輝かせた。どこかで、粒子レベルで、何らかの投影が行われているに違いない。ピンクのルージュ、ダークオレンジ、血流のストロボが点滅し、ネオンの心臓の波が夏の夕方に飽和するように。宇宙空間の光線は、私たちに直接向かい合っているときにだけ見える。そして雲はしばしば、これらの崇高な色合いのグラデーションを翻訳できる唯一のメディアであった。そしてこれらすべてが言語となり、夢となり、芸術となった。そして私たちはここにいる。虹彩と心臓によって集められた光線によって透過され、光線によって見られ、宇宙が直接私たちを見ている。
会期:2024年9月13日(金)〜 2024年11月10日(日)13:00 - 19:00
*日・月・火・祝日は休廊
*ART WEEK TOKYO会期中は開廊(11月7日〜10日)
会場:SNOW Contemporary / 東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404
オープニングレセプション:2024年9月13日(金)17:00 - 21:00
この度SNOW Contemporaryでは2024年9月13日から11月10日まで、デヴィッド・ステンベックの個展「Romantic Youth」を開催いたします。
1978年スウェーデンのルンドに生まれたステンベックは、詩人、文芸評論および編集者として活動してきました。やがて彼は自身が思い描く詩の世界を視覚化すべく、3Dソフトを使用した作品を制作するようになります。彼の生み出す風景はすべてCGI(Computer Generated Imagery)によって制作されており、その作風は幻想的かつ超現実的であり我々に未知の感覚を呼び起こします。
また、デジタルアーティストとして活動を広める彼は、dovneonというアカウントで数々の作品をインスタグラム上で発表しており、若者を中心に多くのフォロワーを獲得しています。そして現在では様々なファッションブランドや企業とのコラボレーションを各地で行なっており、国際的にもますます注目を集めているアーティストです。
本展の開催にあたりステンベックはそのステートメントにおいて自身を振り返りながら「若い頃、海と夕日は私の人生にとって最も大切な自然だった。赤外領域の琥珀色の光線にスキャンされるような感覚は、私の詩的な骨格を輝かせ、私の身体や他人の身体を輝かせた。」と、自然と人間の体、そしてそれらを取り囲む宇宙の存在について語っています。
ステンベックは宇宙と人間の経験におけるその共鳴を探求し、ニュアンス豊かに作品へと昇華させています。それらの作品はネオンの光によって彩られた空や波が画面を繊細かつ鮮やかな空気で満たし、彼の詩的なフレーズと淡いパステル調の色使いは、切なさと憧れの感覚を目覚めさせ、鑑賞者を思索へと誘います。
日本で2度目の開催となる本展では、ステンベック自身がセレクトした新作を含む17点を展示いたします。また今回はエイベックス・クリエイター・エージェンシーとのコラボレーションとして、デヴィッド・ステンベックの個展「Temporary Monuments」をWALL_alternative(西麻布)で同時開催いたします。2会場における今回の展覧会は、ステンベックの集大成とも言える密度の濃い内容となっています。この機会に是非ご高覧ください。
アーティストステートメント / デヴィッド・ステンベック
もうずいぶん前のことになるが、若い頃、海と夕日は私の人生にとって最も大切な自然だった。赤外領域の琥珀色の光線にスキャンされるような感覚は、私の詩的な骨格を輝かせ、私の身体や他人の身体を輝かせた。どこかで、粒子レベルで、何らかの投影が行われているに違いない。ピンクのルージュ、ダークオレンジ、血流のストロボが点滅し、ネオンの心臓の波が夏の夕方に飽和するように。宇宙空間の光線は、私たちに直接向かい合っているときにだけ見える。そして雲はしばしば、これらの崇高な色合いのグラデーションを翻訳できる唯一のメディアであった。そしてこれらすべてが言語となり、夢となり、芸術となった。そして私たちはここにいる。虹彩と心臓によって集められた光線によって透過され、光線によって見られ、宇宙が直接私たちを見ている。
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