SNOWcontemporary

浦川大志・加茂昂・竹内公太「絵画」


加茂昂「境界線を吹き抜ける風」2019 キャンバスに油彩 259 x 194 cm
* Courtesy of LOKO GALLERY

会期:2019年6月1日(土)~7月6日(土) 13:00 - 19:00
*日・月・火・祝日は休廊
オープニングレセプション:6月1日(土) 18:00 - 20:00
会場:SNOW Contemporary / 東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404

SNOW Contemporaryでは2019年6月1日から7月6日まで、浦川大志・加茂昂・竹内公太によるグループ展「絵画」を開催いたします。

本展では美術の伝統的な表現メディアである「絵画」という手法を用いながら、その方法やモチーフに顕著な現代性のある3人のアーティストをご紹介します。

福岡を拠点に制作をしている浦川大志は、現代社会の風景を覗くための窓として、IPhoneを通して取得した情報や身体感覚を元に、仮想空間を思わせる絵画作品を制作しています。

浦川大志「森の中、Googleより」2019、アクリル・ジェッソ、綿布、パネル

加茂昂は、2011年の東日本大震災以降「絵画」と「生き延びる」ことを同義に捉え、心象と事象を織り交ぜながら「私」と「社会」が相対的に立ち現われるような絵画作品を制作しています。

加茂昂「祈りと祈りの痕跡の光景の肖像」2017、キャンパスに油彩、インスタレーション

そして竹内公太は、絵画のみならず映像やインスタレーションなど、様々な表現手法を使いながら、作品を通じて現代におけるメディアの持つ意味やその深層に迫ろうとしています。

竹内公太「エゴ・サーチ」2013、キャンバスに油彩、各160.1x130.3cm

三者ともそれぞれに視点やアプローチは異なりますが、イメージを絵画空間で立ち上げていくことにより、現実空間における新たな視点を提示し、世界を捉えようとする姿勢は共通しているのではないでしょうか。
新たな時代においてもなお可能性と豊かな魅力を持つ「絵画」を、この機会に是非ご高覧いただきますよう、お願い申し上げます。

プレスリリース(pdf)はこちら

■作家略歴

浦川大志(うらかわ たいし)
1994 福岡生まれ
2013 九州産業大学芸術学部洋画専攻

■主な個展

2017 「一人卒業制作展2.0」 村岡屋ギャラリー
2016 「個展」ギャラリーおいし(福岡)
2015 「現れては消えるもの」Gallery門馬ANNEX(札幌)
2013 「一人卒業制作展」IAF SHOP*(福岡)

■主なグループ展

2019  浦川大志・名もなき実昌二人展「終わるまで終わらないよ」熊本現代美術館(熊本)
2018 「新しい平面の作家その一部コア ――梅沢和木、浦川大志、百頭たけし」ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ(東京)
2017 「ISETANニューアーティスト・ディスプレイ」伊勢丹新宿店本館(東京)
   「感性の生まれいづるところ」九州\芸文館(福岡)
2015 「黄金町バザール2015」(横浜)

■受賞

2018 「VOCA展2018」大原美術館賞
2015 「第4回英展 ?半径3メートル?」優秀賞



加茂 昴(かも あきら)
1982 東京都出身
2008 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2010 東京芸術大学大学院絵画研究科修了

■主な個展

2019 「境界線を吹き抜ける風」LOKO gallery(東京)
2018 「追体験の光景」原爆の図丸木美術館(埼玉)
2017 「その光景の肖像」つなぎ美術館(熊本)
   「風景と肖像のあいだ」island japan(東京)
   「追体験の絵画」広島芸術センター(広島) 
2016 「土に死を生ける」橘画廊(東京)
2012 「【絵画】と【生き延びる】」island MEDIUM(東京)

■主なグループ展

2015 「航行と軌跡」国際芸術センター青森(青森)
   「VOCA展2015」上野の森美術館(東京)
2014 「対馬アートファンタジア2014」対馬各所(長崎)※2015、2016年も出品
   「Wall Art Festival 2014」(インド)
2013 「醤油倉庫レジデンスプロジェクト春会期」瀬戸内国際芸術祭2013 (小豆島、香川)
   「VOCA展2013」上野の森美術館(東京)
   「メメント・モリ?愛と死を見つめて?」ARATANIURANO(東京)
2012 「一枚の絵の力」ナディッフギャラリー(東京)
2011 「一枚の絵の力」3331 Arts Chiyoda/1Fメインギャラリー(東京)
   「νromancer」island MEDIUM(東京)
2010 「FRESH 2010」TURNER GALLERY(東京)
2009 「アートラインかしわ2009 千葉 わくわく JOBAN-KASHIWA PROJECT」柏市内(千葉)
   「大地の芸術祭 越後妻有 art triennial2009克雪ダイナモアートプロジェクト」仙田小学校(新潟)
   「別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界 わくわく混浴アパートメント」清島アパート(大分)

■収蔵

つなぎ美術館



竹内 公太(たけうち こうた)
2008 東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業

■主な個展

2019 「盲目の爆弾」SNOW Contemporary(東京)
2017 「写真は石碑を石にする、それでも人は」SNOW Contemporary(東京)
2016 「メモリー・バグ」The Arts Catalyst(ロンドン)
2015 「Re:手の目」SNOW Contemporary(東京)
2013 「影を食う光」森美術館(福島)
2012 「公然の秘密」SNOW Contemporary(東京)

■主なグループ展

2017 「アジア・アートビエンナーレ2017」国立台湾美術館(台北/台湾)
2016 「PERPETUAL UNCERTAINTY」Bildmuseet(ウメオ/スウェーデン)
    *翌年、Z33(ベルギー)へ巡回。
2015 「Don’t Follow The Wind」東京電力福島第一原子発電所事故に伴う帰還困難区域内某所(福島)
   「Don’t Follow The Wind non-Visitor-Center」ワタリウム美術館(東京)
2014 「The Fifth Season」 James Cohan Gallery (ニューヨーク/アメリカ)
   「Good Morning Mr Orwell 2014」Nam June Paik Art Center(ソウル/韓国)
   「Three Years After」Wilfrid Israel Museum (ハゾレア / イスラエル)
2013 「Art/Domestic:未来の体温after Takashi Azumaya」
   ARATANIURANO|山本現代(東京)
   「サイドコア―Body / Media / Graffiti」Terratoria(東京)
2012 「ひっくり返る」ワタリウム美術館(東京)

■フェローシップ

2017 「ACCアジア・カルチュラル・カウンシル・日米芸術交流プログラム」

■収蔵

東京都現代美術館、Kadist芸術財団