Hisham Akira Bharoocha・個展「Wrong Now, Right Now」
会期:2022年8月13日(土)- 10月1日(土)13:00 - 19:00
*日・月・火・祝日は休廊
*夏季休廊:8月17日(水)~25日(木)
■オープニングレセプション:8月13日(土) 18:00 - 20:00(作家在廊予定)
オープニングに合わせ、作家が来日しております。是非お立ち寄りください
会場 : SNOW Contemporary / 東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404
SNOW Contemporaryでは2022年8月13日 ー 10月1日までHisham Akira Bharoochaの個展「Wrong Now, Right Now」を開催いたします。
日本人の母とビルマ人の父を持ち、ニューヨークを拠点に活動するHisham Akira Bharoocha (ヒシャム アキラ バルーチャ)は、音楽やビジュアルアート、デザイン、ファッション、写真など、様々なフィールドにおいて第一線で活躍してきました。Bharoochaの作品は、インスタレーションからペインティング、コラージュ、写真と多岐にわたります。緻密にコントロールされた色彩の重なりと、線と面が作りだすスペースによって構成されるパターンを背景に、無意識のイメージや過去の体験、夢と現実が混在する独特の世界観は、幼い頃から家族とともに東京、トロント、ロサンゼルス、サンディエゴと、様々な街を移り住んできたBharoocha自身のマルチカルチュアルな記憶や、音楽や写真、ウォールペインティングなど身体性を伴う様々な分野で活動している経験から培われたのであろうことが伺えます。
本展では、デジタルプリントでコラージュされたキャンバスにペインティングを施した重層的な作品群を中心に発表いたします。新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻など、世界的な混乱状況が続く近年、多様な情報が錯綜するNYに住むバルーチャは、あらためてメディアの強さを認識するとともに、現実に起こっている出来事を把握するため、膨大な情報の確認を強いられる生活が続いたと感じています。ピクセル状の格子模様が施された新作群は、ネットから情報収集しようとダウンロードする際に、度々、バグが生じてイメージが崩れたり重なったりする状態を想起させます。Bharoochaはこの度の作品において、自身の体験と情報がうまく繋がらない違和感、それによってもたらされる心理状態を意識したと言います。本当の現実とはどのようなものであるのか、情報をどのように捉えることで現在の違和感を解消出来るのか、等。急激に進んだ情報化社会に対する真摯な問いを込めたバルーチャの新たな作品群をご高覧いただけましたら幸いです。。
会期:2022年8月13日(土)- 10月1日(土)13:00 - 19:00
*日・月・火・祝日は休廊
*夏季休廊:8月17日(水)~25日(木)
■オープニングレセプション:8月13日(土) 18:00 - 20:00(作家在廊予定)
オープニングに合わせ、作家が来日しております。是非お立ち寄りください
会場 : SNOW Contemporary / 東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404
SNOW Contemporaryでは2022年8月13日 ー 10月1日までHisham Akira Bharoochaの個展「Wrong Now, Right Now」を開催いたします。
日本人の母とビルマ人の父を持ち、ニューヨークを拠点に活動するHisham Akira Bharoocha (ヒシャム アキラ バルーチャ)は、音楽やビジュアルアート、デザイン、ファッション、写真など、様々なフィールドにおいて第一線で活躍してきました。Bharoochaの作品は、インスタレーションからペインティング、コラージュ、写真と多岐にわたります。緻密にコントロールされた色彩の重なりと、線と面が作りだすスペースによって構成されるパターンを背景に、無意識のイメージや過去の体験、夢と現実が混在する独特の世界観は、幼い頃から家族とともに東京、トロント、ロサンゼルス、サンディエゴと、様々な街を移り住んできたBharoocha自身のマルチカルチュアルな記憶や、音楽や写真、ウォールペインティングなど身体性を伴う様々な分野で活動している経験から培われたのであろうことが伺えます。
本展では、デジタルプリントでコラージュされたキャンバスにペインティングを施した重層的な作品群を中心に発表いたします。新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻など、世界的な混乱状況が続く近年、多様な情報が錯綜するNYに住むバルーチャは、あらためてメディアの強さを認識するとともに、現実に起こっている出来事を把握するため、膨大な情報の確認を強いられる生活が続いたと感じています。ピクセル状の格子模様が施された新作群は、ネットから情報収集しようとダウンロードする際に、度々、バグが生じてイメージが崩れたり重なったりする状態を想起させます。Bharoochaはこの度の作品において、自身の体験と情報がうまく繋がらない違和感、それによってもたらされる心理状態を意識したと言います。本当の現実とはどのようなものであるのか、情報をどのように捉えることで現在の違和感を解消出来るのか、等。急激に進んだ情報化社会に対する真摯な問いを込めたバルーチャの新たな作品群をご高覧いただけましたら幸いです。。
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