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竹内公太「Parallel, Body, Possession」

snow contemporary
aerial photography traced by hand, Cascade County, Montana 2017, ink on paper
竹内公太「Parallel, Body, Possession」
会期:2021年3月19日(金)-4月17日(土)13:00 - 19:00
*日・月・火・祝日は休廊
会場 : SNOW Contemporary / 東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404
会期は状況に応じて変更になる可能性がございます。


SNOW Contemporaryでは2021年3月19日-4月17日まで竹内公太の個展「Parallel, Body, Possession」を開催いたします。

竹内公太は緻密なリサーチをベースに人々の記憶に触れつつ、時間的・空間的隔たりを越えた表現を展開しています。絵画や映像、写真、彫刻など、多様なメディアを通じて、現代社会における情報の在り方や発信側と受け手側の意識の在り方など多様な問題を国内外において提示してきました。
 

福島県いわき市にある映画館・三凾座の解体をきっかけに2012年から同市に移住。地域の歴史的遺構を巡りながら、アメリカやヨーロッパなど様々な場所でフィールドワークを続け、携帯機器で情報を取得する現代人の風景をとらえた「手の目」(2014)、石碑巡りをトレースすることでメディアの性質と人の記憶の有り様を示した「写真は石碑を石にする、それでも人は」(2017)、第二次世界大戦時に日本軍によって投下された風船爆弾の歴史を題材とした「盲目の爆弾、コウモリの方法」(2019)、福島県の立入制限区域で警備員をしながら誘導灯の軌跡を光跡写真として記録しオリジナルフォントを制作した「Body is not Antibody」(2020)など、次々と作品を発表し、メディアと人間との関係を探る旅を続けています。なお、竹内はその活動やビジョン、そして問題意識が高く評価され、Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)2021-2023を受賞しました。 

本展「Parallel, Body, Possession」では、様々なメディアと場所を横断しながら活動する竹内がその過程で制作した未公開のドローイングや写真などを中心とした作品群約20点を発表いたします。タイトルにある「Parallel(平行)」「 Body(身体)」「 Possession(憑依)」は、竹内が自作品において鑑賞の拠り所として設定している概念であり、活動指針でもあります。本展では過去10年の活動を振り返りながら、イメージの起こりを紐解きその独特な手つきに迫ります。 
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