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飯沼英樹「アマゾン ナイル タクラマカン」

snow contemporary
"Cascade Jewellery 2016, h25x16x13cm, マグノリア
飯沼英樹「アマゾン ナイル タクラマカン」

会期:2017年3月11日(土) - 4月15日(土) 11:00 - 19:00 *日・月・祝日休廊
オープニングレセプション:3月11日(土) 17:00 - 19:00
会場:SNOW Contemporary


SNOW Contemporary では 2017 年 3 月 11 日(土)から 4 月 15 日(土)まで、飯沼英樹の個展「アマゾ ン ナイル タクラマカン」を開催いたします。

飯沼英樹は、2002 年愛知県立芸術大学大学院卒修了後、ナント国立美術大学(フランス)に入学。その後、 2006 年までヨーロッパ各地を拠点に活動していました。日本帰国後の近年は、六甲山に屋外展示をした 「六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2013」や新宿 LUMINE 内を彩った「LUMINE meets ART AWARD 2015」など、アートスペース空間に限らず様々な場所にて意欲的に作品を発表しています。昨年の松本 市美術館で開催された個展「戦ウ女神タチ」では、木彫作品約 120 点を出品。美術館の展示室ごとに独 自のストーリーを構築し、迫力ある異空間を展開したインスタレーションは大きな話題となりました。

今回の個展で飯沼は、木彫作品を通じて空間内に物語世界を展開する予定です。 古来より彫刻は、宗教的な信仰や政治的な指針を流布する意図のもと、象徴する概念や思想を造形物と して表現することで発展してきました。人々は彫刻になって現れた神々の姿をみて、その背景にある物 語を想像し信仰を深めたのです。これまではファッション誌にみる現代を生きる美しい女性達からイン スピレーションをうけ、その葛藤や強さを表現してきた飯沼ですが、近年は、虚空菩薩6体を現代的な 女性に置き換えて表現したシリーズ「Akasagarbha」や天使像など、現代を生きる女性の強さとともに 物語世界を具現化した作品を発表しています。本展にて飯沼は個展のタイトルを「アマゾン ナイル タ クラマカン」とし、タイトルにふさわしい壮大な世界観を展開する予定です。

飯沼の木彫作品がどのような物語世界へ我々をいざなうのか、彫刻が本来もっていた意図に立ち返った かにも思えるこの度の新たな挑戦に是非ご期待ください。
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